法令・制度

独占禁止法

読み方: どくせんきんしほう

公正な競争を阻害する行為を禁止する法律。入札談合は不当な取引制限として違法となる。

詳しい解説

独占禁止法(正式名称: 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)は、公正な競争を促進するための法律です。入札談合はこの法律で禁止される「不当な取引制限」に該当します。

**入札談合とは:**
入札参加者が事前に話し合い、落札者や落札価格を決めること。

**違反した場合の処分:**
1. **課徴金**: 売上高の10%(上限)
2. **刑事罰**: 法人は5億円以下の罰金、個人は5年以下の懲役
3. **指名停止**: 公共入札への参加禁止
4. **損害賠償**: 発注者からの損害賠償請求

**リニエンシー制度(課徴金減免制度):**
談合を自主申告した事業者は、課徴金が減免される制度。最初に申告した事業者は全額免除。

**公正取引委員会:**
独占禁止法の運用を担当する機関。立入検査、排除措置命令、課徴金納付命令等の権限を持つ。

使用例・具体例

5社が入札前に会合を持ち、今回はA社が落札することを合意。後に発覚し、全社に課徴金。

実務でのポイント

競合他社との接触は慎重に。業界団体の会合でも入札に関する話題は避けましょう。

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